キッチンで甘い炭酸飲料ではなく無糖のお茶のボトルに手を伸ばす女性のイラスト

こんにちは。Y’sジムいすみの樋口です。

「これを飲むと脂肪が燃える」「代謝が上がる食べ物」。この手の話は、毎年やることを変えて出てきます。

効果がゼロだとは言いません。ただ、体重が動くほどの量ではないです。ここに期待を置いてしまうと、真面目にやっているのに数字が動かない、という一番しんどい状態になります。

今日は、その期待の置きどころを1つずらす話をします。

燃焼を助ける効果は、あっても桁が小さい

代謝が数パーセント上がる、と言われる成分はたしかにあります。ただ、その数パーセントを実際の数字にしてみてください。

1日に1800kcal使っている人の3%は、54kcalです。おにぎり3分の1くらい。しかもこれは、いい条件がそろったときの数字です。

一方で、夜になんとなく食べるお菓子はひとつで200〜300kcalあります。足し算で稼げる量より、引き算で動く量のほうが、はじめから桁が大きいんです。

この「桁を見比べる」やり方は、運動で減らせるカロリーは、思っているより少ないでも書きました。運動でも食べ物でも、見るところは同じです。

効くのは「足したとき」じゃなく「代わりになったとき」

コーヒーやお茶に替えてから体重が落ちた、という人はいます。僕もそういう方を何人も見ています。

ただ、効いたのは成分ではありません。それまで飲んでいた甘い飲み物の代わりになったから落ちています。

500mlの甘い飲み物は、だいたい200kcal前後。これを無糖のものに替えると、1日で200kcal変わります。さっきの54kcalとは桁が違いますよね。

ポイント還元と同じだと思ってください。1%の還元をどれだけ集めても、貯金はほとんど増えません。残高が変わるのは、買うものを1つやめたときです。

足すと変わらない。置き換えると変わる。この構造は「置き換えダイエット」で減るのは、商品の力じゃありませんと同じです。

今日からできること

スーパーの飲み物売り場で無糖のお茶を買い物かごに入れる女性のイラスト

やることは3つだけです。

  1. 毎日飲んでいる甘い飲み物を、1本だけ無糖に替える。全部やらなくていいです。一番よく飲んでいる1本から
  2. 体にいいものは「足す」のではなく「何かの代わりに置く」。ヨーグルトを足すのではなく、いつものお菓子の位置に置く
  3. 判定は1週間の平均で。1日ずつ見ると、水分の増減にふりまわされて何も分かりません

1つ目だけでも、1ヶ月続けば6000kcalぶんの差になります。何かを我慢した感じもほとんど残りません。

「じゃあコーヒーもお茶もやめたほうがいいですか」

やめる必要はありません。好きなら飲んでください。

気をつけたいのは、飲み物そのものではなく、「これを飲んでいるから大丈夫」と別のところが緩むことのほうです。燃える食べ物を足した安心感で、夜のひとつが増える。これだと差し引きでマイナスになります。

太っていない人は、この「別のところ」を無自覚にそろえています。その話は「食べても太らない体質」は、たぶん体質じゃないにまとめてあります。

まとめ

脂肪が燃える食べ物を探すより、いま口に入れているものを1つ入れ替えるほうが早いです。

一歩目は、毎日飲んでいる甘い飲み物を1本、無糖に替えること。それだけで大丈夫です。

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参考:機能性表示食品について(消費者庁)